新作

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  • 2023.11.08

愛のある処

愛のある処/赤い魚と F20 10年前の夏祭り 子どもが金魚すくいですくってきた金魚の金ちゃん 「金ちゃん」と呼ぶと近づいてくる ある日金ちゃんが横になって動かなくなっていた 死んでしまうのも時間の問題と思わせるような瀕死の状態 何かできないかとネットで調べて 塩水に入れると良いということで 塩水の入ったバケツに移した 4日までは変化なし 死んでしまってるのかな?とよく見ると時々少し口が動いている […]

  • 2023.11.07

愛のある処

毎年参加しているグループ展「パラレル展」 あ楽人さんに白州で出会ってからご一緒させていただいています 今年吉村さんが他界して 今回は吉村さんの遺作も展示しての開催 昨年のパラレル展での吉村さんの作品は 今までになくとても優しい柔らかさが加わって そのことを伝えたら 「羽中田さんに言われるとうれしいな」と言ってくれた 意味はちょっとわからないけど妙に嬉しかった 伝えられたことが嬉しかったのかもしれな […]

  • 2023.10.29

愛おしい人

呼吸が困難な様子は電話の向こうからでも伝わった 5月の折々での個展では体調が悪くお会いできなかったが ご主人さんが運転して静岡から来てくれることになった 苦しそうな声で 「会いたいの」と言ってくれた 10年以上前に静岡のギャラリーで私の作品を見つけてくれて 一度個展にも来てくれた その時はお二人ともお元気で 韮崎市に宿泊して個展会場とホテルでもお会いした 折々の個展で来られなかったので体調がとても […]

  • 2023.10.16

ホウキ草

孤独で静かな心の世界は コキアのように 優しく丸く成長してゆく コキアのような女性に出会って描く 私も夢を持って強く生きていきたい 夢というより目標と言った方が良いかもしれない そんなに遠くでなくとも近い将来をイメージして そこに近づけていきたい 明日はこの作品を持って コキアのような人に会いにいく

  • 2023.10.14

水に溶けてゆくように 離れていってしまっても 心を繋ぐ1本の線は、溶けることなく 此処にある 永遠に 此処にある 親と子の関係は年を重ねるほどに変化していく 何から何まで心配で世話をやいて 育児して いつの間にか世話を焼かれてしまうんだろう 絵を描いてきた 作品の常設場所を作りたいのと 息子と一緒にカフェを経営したいとも考えている ロシアで展覧会をしている期間に毎日息子達とボルシチを食べていた と […]

  • 2022.05.14

青い鳥

父が尾骶骨を痛めて 今年はお田植えや、畑仕事を手伝うことになった 先日の晴れの日にいくつも出てきたもろこしを 1つを残してもぎ取る作業を手伝った いわゆるヤングコーンの収穫である その後玉ねぎの収穫もして 数時間の作業で翌日はひどい筋肉痛になってしまった 情けない話である しかしながらお日様の下での作業は気持ちよかった 働かなくともお日様の下 暖かな時間の中コーヒーでも飲んだり 好きなことをする時 […]

  • 2022.05.13

太陽を巡る〜在処〜

季刊誌『Be!』の次号の表紙に掲載される予定の作品 太陽から生まれ 巡る命 以前から私の作品を欲しいと思っていましたと メッセージを戴き、この作品をお求めいただきました 岩手県在住の方です 遠方の方がそんなふうに思って戴き 作品を観ていただけたことに深い感謝しかありません 励みにしてまた描けます 世界情勢が変わり 人と人が争うニュースが毎日テレビやネットで流れてる 星を眺めると とてつもなくはるか […]

  • 2022.05.07

ロシア小説の挿絵

薊 Azami A3/Acryl 心は人を求める 体は刺をまとい心を守る Be146号表紙掲載 樫本真奈美さんが今翻訳中のロシア小説の挿絵を担当することになりました 年末頃には小説を読ませて戴き制作します ロシア革命の時代の小説で一人の少年のお話だそうです 背景が今のロシアの情勢ととても似ているのだそうです 2年前にロシアのウラジオストクの現代美術館で展覧会をさせて戴きました 本当にロシアとはとて […]

  • 2018.05.24

地球船

「地球船」 果てしなく広がる宇宙の 果てしない数の銀河 その一つのなかの地球 地球の表面にはたくさんの命がはり付いて 生活を営む 私もその1人   ウラジオストクでの展示を来年に控え 年度が変わり 生活が変わり 新しい生活のリズムにやっと慣れてきました いやはや 常に描いていたかったり 常に自分と向き合いたかったりしたいのですが 未熟さでしょうな   いともいつもそんな未熟な私 […]

  • 2017.04.18

河童沢の月

2017.3 木×アクリル450×600   チャンティーのニューアルバム「明日を待つ」 内ジャケットの絵 アルバム6曲目「水面の月」のイメージで描く 「明日を待つ」の絵に作曲しうたを制作してくれたチャンティーさん アルバムのデモを聞いてすぐに浮び描きました こだまのように響き合って表現し合う楽しさ たくさんの楽器が集まって重厚な音が生まれるように ニューアルバムはとても深みある素敵なアルバムです […]

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