薊 Azami
A3/Acryl
心は人を求める
体は刺をまとい心を守る
Be146号表紙掲載
樫本真奈美さんが今翻訳中のロシア小説の挿絵を担当することになりました
年末頃には小説を読ませて戴き制作します
ロシア革命の時代の小説で一人の少年のお話だそうです
背景が今のロシアの情勢ととても似ているのだそうです
2年前にロシアのウラジオストクの現代美術館で展覧会をさせて戴きました
本当にロシアとはとても縁がある
今の世界状況から
多分海外へはロシアはもちろん
しばらくは行けそうにない
ロシア展示でウラジオストクのたくさんの方々に作品を見て戴き
期間中も何度も足を運んでくれた方もいた
ご自宅に招待して戴き芸術の話をしたり
美味しいお茶や料理を頂いた
人々は本当に良い人たちばかりだった
障害のある人やお年寄りと女性にとても親切で大切にしてくれる
なのに
なぜ今の状態なのか理解ができない
ロシアを知るために、
人間という戦争をしてしまう生き物を知るために
小説が完成し、イラストを描くまでに調べてみようと考えている
挿絵を推薦してくれた方は今癌の治療中である
入院中は本当に心配をした
もしものことを考えたくなくても考えてしまって涙がでた
そんな治療中でも私に素敵な機会を与えてくれる彼女には本当に感謝をしています
彼女がもっとずっと元気でいられますように願いを込めて
制作を頑張りたいと思います