日記

16/17ページ
  • 2013.01.05

黄色い花

「黄色い花」   花も 精一杯生きとります クリスマスに届いたバラの花 生き生きと同じような顔ぶれで咲いておりましたが だんだんとしおれてきて それぞれ違う顔になってきました まだまだ姿勢を正す花もあれば すっかりくつろいでだらしなく咲く花あり 下を向いて疲れてる花もある   何となく 個性が出て来て こんな花束も なかなかのなかなかである   年末から 描いておきた […]

  • 2012.12.28

初雪の故郷

「初雪の振る故郷」 生まれ育った街は 夏は緑 秋は黄色と赤 春は桃色 冬は土色 雪が降ると 真っ白な画用紙のもどるんです 夜通し降り積もり 朝 玄関をあけると 真っ白な道のない景色が広がります 自由な方向へ 自由な歩幅で 一歩を踏み出す わくわくした気持ちが 懐かしい 大人になって 追いつめられた人にあったら やまない雪を 降らせてあげたいもんです 云 雪の降る夜

  • 2012.12.04

目に見えぬ結果

    雨の日も 風の日も 暑い日も 寒い日も 毎週休まず   施設から、作業が終わると描きに来てくれる   施設の職員が、毎日部屋にある漫画を鉛筆で写す姿を見て訪ねて来てくれました   はじめの3回は 道に迷って 待てども 待てども 来なかった   4回目からは 持病の腰痛が無い日以外は 雨の日はカッパを来て自転車で 寒い日は耳当てのつ […]

  • 2012.12.02

月夜

「月夜」   今宵の月は素敵です   月から木が生えて 伸びて 伸びて 包まれる   そんな絵を描きたくなりました   月の夜に 孤独な羊は 遠く離れた光に逢いたくなる   その光は 太陽のようにあたたかくもなく 雪のように冷たくもなく 雨のように潤うでもなく   月のように 輝くばかりです   求める弱い心を描いた「月夜」も […]

  • 2012.10.24

ラフカンプ

県議会のイラストのラフカンプ完成 思いのほか早く仕上がって ここ毎夜のお楽しみ ワインを頂戴   おそろしくお酒はよわいんで 少しの晩酌 一人飲むのが これまた おいしい   そうこうしているうちに もう10月も終わりでやんすか 早い 早すぎる   早すぎですぞ   こら      

  • 2012.10.23

「武田の里音楽祭」

毎年デザインさせて頂いてます 「武田の里音楽祭」 今年のデザインに 「子供」の絵を入れました どんぐりを入れたデザインにしようと思ったときに 子の絵が浮かびました 今日は雨 韮崎の町を車で走ってまして 信号待ちで横の問屋さんのウインドウに このポスターが張っておりました おっと 印刷仕上がってましたか 毎年 こんな瞬間が 何とも 嬉しいもんです 10年も手がけているポスター なんででしょう 自分の […]

  • 2012.10.21

描く

ついつい 夜更かしをしてしまった日の翌日 イラストのカンプを仕上げるつもりだったのに なんとも なんとも 心の余白は必要です いつだって余白を持って 新しい何かを受け取って 草木も水だけでなく 肥やしがあれば 少しは 色鮮やかに咲くだろうに 肥やしが多くても 問題ですな 描いていると ひとつの濁りもありません しかしながら 描いていない時は 濁っているようで 消化しにくい 人間だから 仕方ないか […]

  • 2012.10.08

「子供」

「子供」 子供の 小さな 小さな手と手が 力一杯ぎゅっと 握り合う姿に 心惹かれるのであります 「信じる」と云う事言葉を形にしたら きっと こんな形でありましょう 小さな子供のように 小さな心と 小さな手で 今一番近くにいる手を握ってみましょうか ぎゅっと

  • 2012.09.17

「月夜」

「月夜」 月は闇夜の道しるべ 臆病なのは 飛べない羊 320×170 アクリル、油彩 暑くなく 寒くなく 静かな夜のように いつだって見ています 気づかなくても 忘れていても いつだって見ています ときどき淋しいとき 空をみて 思い出してくれたとしても 見ているだけです 心は弱い羊のように 飛んで行きたい気持ちでも それでも そっと 見ています

  • 2012.07.09

「おおきいのちいさいのふといのほそいの」

「おおきいのちいさいのふといのほそいの」     木に描いた絵本 絵本原画展 山梨県北杜市白州町白須 (白州の道の駅左隣) シャルマンワイナリーギャラリーにて展示中 2012・9/30まで 初めて絵本を描きました 「絵本を描いてみたら」ってな言葉に 浮かんだお話を一気に描いてみました 誰の人生にも 当てはまる 一人の人生のお話 いろんな心と 折り合いつけて 人生の道を 皆 笑い […]

1 16 17