「平和への道」
誰もが未来を知ることが出来ない
目の前には何も無く
道もない
人は想像し
しあわせな未来へ歩いて行く
「HOPE」
羽中田桂子展 3/8~13
会場/フルウント甲府:甲府市中央1-1-7(桜座となり)
Open/11:00~21:00
11日をのぞき毎日会場にいます(12:30〜15:00頃まで)
内戦が続きポルポト政権の残酷な歴史の中
家も家族もすべてを失い
人々は何を目印に歩いたのだろう
想像すると
「絶望」しか無くなる
戦火の中でも
恵まれた日本の社会の中でも
やはり未来を人々は知ることが出来ない
迷う者は何かを目印にすがるかもしれない
強い者は目の前の者を追い越して先頭を歩くかもしれない
弱い者は誰かの背中を追いかけるかもしれない
何処にいても
歩いても走っても
不安は変わらない
内戦で動物達は国外へ逃げて行きました。
平和になるに連れ動物達が戻って来たそうです
欲もなく
生きて子孫を残そうとする動物達の本能
「子どものために」
この気持ちだけで平和への道を見極める
子どものために
大切な人のために
白くやせ細った大きな牛達は鳴くことも無くゆっくり道の真ん中を堂々と歩いている
牛達のいちばん後ろに
小さな少年が一人棒をもって歩く
その姿は牛使いと云うより
平和へ少年を連れて行くようでした